ルーブル建て原油取引開始 ロシア、影響力強化狙う

モスクワの取引所、ロシア取引システム(RTS)で8日、初のルーブル建てロシア原油の先物取引が始まった。サウジアラビアに次ぐ世界第2位の産油国であるロシアは、自国通貨建ての自国産原油市場を創設することで、国際原油市場での影響力強化を図る狙いだ。
 ルーブル建て市場の整備を通じ、現在は国際市場で流通していないロシア通貨を主要通貨と市場で交換できる完全な国際通貨にすることも目指している。
 タス通信によると、初日の取引では、ロシア原油の主要銘柄ユラルスの7月と9月渡しの取引高が計5万3340バレルに達した。取引所当局者は「初日はロシア人投資家が圧倒的に多かったが、1、2カ月もすれば外国人投資家がもっと活発に参加してくるだろう」と述べた。

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