香港のキャセイ・パシフィック、ドラゴンエアを10.5億米ドルで買収
香港のキャセイ・パシフィック航空は9日、総額82億2000万香港ドル(10億5000万米ドル)の現金と株式で、香港のドラゴンエアを買収すると発表した。中国本土へのアクセス拡大を狙う。
また、この買収の一環として、キャセイは中国国際航空(エア・チャイナ)での持ち株比率を現在の10%から20%に引き上げるため40億7000万香港ドルを支払う。一方、エア・チャイナはキャセイの株式10.16%取得に53億9000万香港ドルを支払う。
キャセイとエア・チャイナは、上海に拠点を置く貨物航空会社を合弁で設立する計画。合弁会社の株式51%をエア・チャイナが、残りの49%をキャセイが保有する。
ドラゴンエアは現在のブランドを今後6年間維持する。
キャセイによる中国本土へのアクセスは北京とアモイへの航空路線に限られていたが、上海を含む23主要都市への路線を持つドラゴンエアの買収により、中国路線の強化が可能となる。
エア・チャイナ傘下の中国航空集団(CNAC)はドラゴンエアの筆頭株主。
キャセイはドラゴンエア株17.8%を既に所有しているが、残りの株式をスワイヤ・パシフィック、CITICパシフィック、CNACから取得する。