債券運用大手ピムコは8日、ドルが大幅な下落局面に入ると予想、為替エクスポージャーを従来の3%から5%に引き上げたことを明らかにした。
同社のマネジングディレクター(ポートフォリオ運用・投資戦略グループ)、ウィリアム・パワーズ氏がリポートで明らかにした。
ピムコは、為替市場のボラティリティーが高いことを理由に、これまで為替エクスポージャーの上限を3%に抑えていた。
同氏は「ドルが、次の下落局面に突入する可能性が高く、ピムコの投資委員会は、為替エクスポージャーの上限を引き上げた」と表明。 ドル安の規模については「20─25%、おそらくそれ以上」との見方を示した。
同氏は、連邦準備理事会(FRB)が近く利上げを打ち止めにすれば、国内総生産(GDP)の7%に達する米経常赤字に再び市場の注目が集まる、との見方を示している。