従業員グループがヴァリグ落札 ブラジル航空最大手 最低設定の半額

経営再建中のブラジルの航空最大手、ヴァリグ・ブラジル航空の入札が8日行われ、落札最低価格に設定した8億6000万ドル(約970億円)の約半額の4億4900億ドル(約500億円)で同社の従業員グループが落札した。
 ロイター通信によると、入札には6グループが参加。1回目の競売ではいずれも最低落札価格を下回り、2回目の競売で金額を提示したのは従業員グループだけだった。
 管財人は、従業員グループに売却するかどうかを検討し、売却を見送った場合は再び入札を行う。売却を受け入れた場合は、3日以内に従業員グループが7500億ドル(約85億円)を支払い、再建へ向けて動き出すことになる。
 再建策は、ヴァリグを運航会社と、チケット販売などのサービス会社に分割。負債はサービス会社が一手に引き受ける内容。
 ヴァリグは1927年創業の航空会社。ブラジルのタム航空やゴル航空などの格安航空会社との競争激化で経営が悪化し、昨年、31億ドル(約3500億円)の負債を抱え破産宣告を行った。

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