WSJ-アポロ・グループ、ストックオプション調査を外部企業に依頼

大学運営を通じて主に社会人向けの高等教育を手掛ける米アポロ・グループ(Nasdaq:APOL) は9日、取締役会が同社のストックオプション付与について調査するために外部の企業と契約すると発表した。リーマン・ブラザーズのアナリスト、ゲーリー・ビズビー氏が調査リポートで「アポロが過去に付与したストックオプションの一部で、付与の日付を実際よりさかのぼるバックデートと呼ばれる行為があった疑いがある」と指摘したことを受けたもの。

アポロは同日付のプレスリリースで、「ストックオプション付与についてはすでに独自の調査をしている。関連するすべての法令を順守しており、バックデートはなかったと当社経営陣は確信している」と述べ、「このことを再確認するために他社に調査を依頼する」とした。契約先の社名は明らかにしていない。

同社の株価は、リーマンのビズビー氏の調査リポートで「アポロのストックオプション付与の慣行は極めて疑わしい」とされたことを受け下落した。8日終値は前日比1.59ドル(2.87%)安の53.88ドル、9日終値は同0.12ドル(0.22%)安の53.76ドルとなった。その後の時間外取引でも一段安となり、53.51ドルで取引されていた。

ビズビー氏は、「アポロがストックオプションの付与日を操作していたと断定はできない。付与日が単に極めて幸運で素晴らしいタイミングだった可能性はある」としながらも、「証券取引委員会(SEC)やその他の当局による調査が進めば、考慮しなければならないリスクになる」と述べた。

アポロ幹部には同社のストックオプション付与について電話や電子メールで再三問い合わせたが、返答がなかった。同社取締役会の報酬委員会のジョン・ノートン委員長は、同社がストックオプション付与日を操作したことはないと強く否定した。

SECや検察当局は20社を超える企業を対象に、ストックオプション付与でのバックデート行為があったかどうか調べている。

フェニックス大学の運営などで知られるアポロによると、疑わしいとされているストックオプションは、幹部だけではなく多くの従業員に支給されたものを含んでいるという。

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