三愛、低価格の試作・開発向け真空注型機を発売

三愛(東京都北区、清水勝明社長)は、価格を従来機の半分以下に抑えた新しい真空注型機「サンクロンSCシリーズ」を発売した。金型を使わずにシリコーンゴム型でプラスチック類を成形する機械で、試作や多品種少量用途の製品開発に適している。3種類あり、大型のSC―03は619万5000円。年間12セットの販売が目標。

 ドイツ製の油循環式真空ポンプを採用したことで、注型可能な真空状態への到達時間を従来の最短8分から3分以内に短縮した。煙とにおいの発生がなく、ダクトを不要にし、取り付けを容易にした。

 作業性の向上では材料の撹拌、注型を行うミキシングロボットがシリコーンゴム側に下降する機構の採用で作業空間を確保し、シリコーンゴムの大型化を可能にした。またミキサーを短時間で正確に撹拌できるよう形状を改良したことに加え、液ダレ防止の受け皿を備えた。

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