シーケム(東京都千代田区、見越和宏社長)は、ドイツの特殊炭素製品メーカーであるSGLカーボンにハイグレードピッチコークスを長期供給する。契約期間は最長10年間、供給量は10年間で数万トン規模となる見通し。
SGLカーボンは7日にドイツ、フランス、米国の生産拠点で特殊炭素製品の生産能力増強を発表しており、今回の長期供給契約は原材料を安定的に確保するのが狙い。供給するピッチコークスは半導体製造時の黒鉛部材に使用する。
シーケムは新日鉄化学が65%、エア・ウォーターが35%を出資して04年10月に設立。売上高は約330億円(06年3月期)。特殊炭素製品用のピッチコークスでは世界で約50%のシェアを持つ。