TBSは「あっさり」 株主総会 昨年の時間半分で終了

楽天との攻防で揺れたTBSの株主総会は29日に東京都千代田区のキャピタル東急ホテルで行われ、昨年より40人多い371人の株主が出席し、昨年の半分以下となる1時間8分で終了。質問は4人で、「あっさり」(関係者)と終わった。
 楽天が昨年10月、TBSに対して経営統合を提案するとともに、同社株を大量取得し筆頭株主となった。その翌月、楽天が経営統合をいったん取り下げて両者が業務提携の協議に入るという合意が成立したが、提携協議は長引いている。
 TBSは業務提携の前提として、楽天が保有するTBS株をより多く手放すことを要求。だが、最近のTBS株の株価下落によって楽天に多額の含み損が発生し、売却が難しくなっている。これが、協議がまとまらない要因とみられる。総会では、協議を早めて提携関係をうまく活用すべきという趣旨の質問があった。これに対してTBS幹部は「鋭意話し合いを続ける」と答えた。
 楽天からは、国重惇史副社長が出席し、会場前列に座った。TBSとの友好関係をアピールする狙いが読み取れた。

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