松下が世界最大103インチプラズマ画面、米で受注開始

松下電器産業は10日、世界最大となる103インチのプラズマディスプレーの受注を米国で開始したと発表した。年内には日本や欧州でも販売し、年間5000台の出荷を目指す。価格は未公表。
 販売するプラズマディスプレーの大きさは横2・4×高さ1・4×奥行き0・14メートルと、セミダブルベッド並みの大きさで、重さは250キログラム。鮮明な画像が楽しめるフルハイビジョン対応で、巨大画面から映し出される画像は迫力満点だ。
 松下電器は、空港や駅といった公共施設の待合スペースなどに設置される電子看板や展示会、会議室のモニターなどの利用を提案し、拡販を狙う。業務用だけでなく、年内にも民生用として販売を検討している。
 ディスプレーの需要は、商業用を中心に超大型化の傾向が一段と強まっている。これまで大型化を得意とするプラズマが大画面モニターでは独壇場だったが、技術的に大型化が難しいとされてきた液晶の技術進歩も目覚ましい。
 液晶パネルで世界最大となる画面サイズは82型で、ソニーが開発している。実用化のめどはたっていないものの、展示博覧会などに参考出品し、注目を集めている。
 松下電器は液晶陣営よりも先手を打つことで大型モニター市場の掘り起こしを狙う。

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