IP(インターネットプロトコル)電話の普及促進に向けた通信機器メーカーの動きが活発化してきた。沖電気工業とNEC、日立製作所の3社が参画しているIP電話普及促進センタ(IPTPC)が実施するIP電話技術者教育制度「IPTPC VoIP認定技術者資格制度」に、通信機器大手の岩崎通信機が参加する。
IPTPCでは「VoIP認定技術者資格制度はIP電話の資格制度としてすでに業界標準になっているが、岩崎通信機の参加により確固たる地位を固めることになる」と期待している。
岩崎通信機は、同制度への参加により、IP電話に携わる営業・SE(システムエンジニア)の知識向上を図り、IP電話事業を拡大させる考えだ。
IPTPCは2002年4月にIP電話の普及に向け沖電気が設立。昨年秋までにNEC、日立が参加し、IP電話システムを構築するための技術者を育成している。02年11月から同資格認定制度を開始した。資格取得者数は05年8月までで約6000人を数える(直近の数字は未公表)。
資格の種類は、営業、SE、工事・保守の3つ分野からなり、主に営業員向けのシステム提案能力を認定する「VoIPアドバイザ資格」。システム設計能力といったSE向けの資格として「VoIPデザイナ資格」「VoIPモバイル資格」「VoIPセキュリティ資格」。
また、VoIP製品の設置工事やメンテナンスの担当者向けに「VoIPコンストラクタ資格」で、資格は計5種類ある。