京大と日亜化学 バルク単結晶基板にLED 青色の発光効率99%

京都大学と日亜化学工業(徳島県阿南市)の共同研究グループは30日、半極性面(傾斜した面)のバルク単結晶基板上にLED(発光ダイオード)を作製することに成功した、と発表した。
 光の発光ロスが少なく、液晶バックライト光源に使うと従来に比べ消費電力を約50%削減できる。
 現在、液晶ディスプレーのバックライト光源などに利用するLEDは、極性面(平面)のサファイア基板やシリコンカーバイド(SiC)基板上に作製されている。
 半極性面のGaN(窒化ガリウム)バルク単結晶基板上に製作したことで、青色ダイオードの発光効率は99%とこれまでの最高値70%を大幅に上回り、同時に省エネ化も実現した、
 ただ、半極性面の窒化ガリウム基板が大量供給されていないことや、同基板に合ったLED製法の最適化など課題があり「実用化にはもう少し時間が必要」(京都大学)としている。

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