三重金属工業(津市、西本正社長)は、07年春までに中国上海市の自動車部品製造子会社のスペースを2倍に拡張し、設備を増強する。日系1次部品メーカーからの変速機部品などの受注増に対応する。これにより中国工場の売上高を06年12月期見込みの15億円から、09年12月期に2倍の30億円に引き上げる。
拡張するのは上海三重精密模具。すでに既存工場の隣接地に新たに工場を賃借し、導入設備の詳細を詰めている。延べ床面積は現在の4000平方メートルから8000平方メートルになる。従業員も現状の240人から400人に増員する予定。総投資額は4億円を見込む。
上海の子会社は95年に単独で設立し、日系部品メーカー向けにコネクター部品などを製造している。日系自動車メーカーが部品の現地調達を増やす中で、変速機部品などの新たな需要が出ていることから、工場の拡張を決めた。