インドに新型車投入 ホンダ、2010年に年15万台販売

ホンダの福井威夫社長は3日、インドのニューデリー市内で会見し、2010年のインドでの4輪車販売台数を現在の約4倍になる年間15万台以上まで引き上げる計画を明らかにした。
 インドの高い経済成長率を背景に、同社は10年の4輪車市場規模が05年比で約1・7倍の250万台まで伸びるとみており、新型車の投入などによって強気の事業計画を進める。
 ホンダは現在、現地の生産・販売拠点であるホンダシェルカーズインディア(HSCI)で生産している「シティ」と「アコード」に加え、日本から輸入しているSUV(スポーツ多目的車)「CR-V」を発売している。
 これに加え、4日からは世界戦略車「シビック」を投入する。
 また、小型車「フィット」のセダンタイプであるシティ(排気量1500cc、価格は約150万円)が販売台数の約9割を占めていることから、ホンダは10年までに投入する小型車を、シティより小型で低価格にする方針だ。
 具体的な計画は明らかにしていないが、「まずインドでの市場性を見据え、他地域でも適合するモデル」(福井社長)とした上で、現地で浸透している高級感をアピールしていく作戦だ。
 これに伴い、10年の年産能力を現在の約3倍に当たる15万台まで拡大するほか、販売店舗の数も51カ所から大幅に増やしていく。
 また、年内にはアフターサービス関連の部品を専門に取り扱う新会社「ホンダモーターインディア」を設立。四輪、二輪、汎用エンジンの製造会社ごとに行っていた部品調達を一括して行い、物流の効率化を図る。

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