【中国】コールセンターシステム 沖電気が受注 カタログ通販のハイブリッドから

沖電気工業は4日までに、上海近郊でオフィス用品のカタログ通信販売を展開するハイブリッド・サービス(東京都千代田区)の中国法人向けに、電話やメールなどの問い合わせや苦情受付を一元的に管理するコールセンターシステムを受注した。
 沖電気は2003年から中国のコールセンターシステム市場に参入し、中国の食品メーカー雅史利、情報通信機器の販売のレカムなど十数件の実績を持つ。
 今回納入したのはCTIサーバ「CTstage 4i」(中国語版)で、16席で稼働し、順次、コールセンターの受付要員を拡大する計画。ハイブリッド・サービスは、現地法人「海伯力国際貿易(上海)」を03年10月に設立し、プリント消耗品や文具、事務用品からOA家具まで、オフィス用品全般をカバーした通信販売カタログ「オフィスダイレクト」を個人や日系企業向けに展開している。
 販売は好調で、通信販売業務の効率化や顧客サービスを強化するためにコールセンターを一新した。沖電気のコールセンターシステムは、日本国内でシェアがトップで、他の業務ソフトなどが簡単に組み合わせられるのが特徴。ハイブリッド・サービス向けシステムもソフト会社のバイナル製の在庫管理・販売管理を行う業務システムとヒューレット・パッカード(HP)製のパソコンやサーバーと連携させる。
 沖電気は、今回の受注を機にパソコンやサーバーの保守管理で中国全土に豊富なネットワーク網を持つHPとアフターサービス面で提携する。システム構築は、沖電気の現地法人の沖電気軟件技術(江蘇)が行う。沖電気は日系企業が中国国内販売を強化しているのに対応。中国市場でも日本と同様の顧客管理や受注や在庫管理などの経営効率が求められると判断し、昨年11月からシステム構築だけではなく、システム障害や問い合わせに24時間365日対応できる総合サービスを開始している。中国のコールセンター市場(CTIフォーラム05年データ)は04年実績が約3000億円市場、07年には約4500億円と04年に比べて30%増の成長市場と予想されている。

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