選択的セロトニン再取込阻害剤(SSRI)と呼ばれるうつ病治療薬が出そろった。ファイザー(東京都渋谷区、岩崎博充社長)は5日、自社創製したSSRI「ジェイゾロフト」(一般名塩酸セルトラリン)を7日に発売すると発表した。
国内ではアステラス製薬と明治製菓が99年5月から、グラクソ・スミスクライン(GSK、東京都渋谷区、マーク・デュノワイエ社長)が00年11月からそれぞれのルートでSSRIを販売中。うつ病患者が日本でも増加する中、自社薬剤の優位性などを訴える各社の販促活動が熱を帯びそうだ。
ジェイゾロフトは05年に全世界で3650億円を売り上げたSSRIのトップブランド。世界110カ国で承認され、1億人以上に処方されている有効性と安全性などを売りにファイザーは先行する3社・2剤を追撃し、市場浸透を急ぐ。販売目標などは公表していない。