新日本テクノカーボン(宮城県大郷町、田島茂雄社長)は5日、特殊炭素製品の生産能力を増強すると発表した。世界的に急速に膨らむ需要に対応する。約20億円を投じて仙台工場(同)の年産能力を現在の4500トンから07年上期中をめどに30%強増の約6000トンに引き上げる。
同社は1月に設備改良によって生産能力を10%増強したばかり。だが、300ミリメートルシリコンウエハー、金型、太陽電池などユーザーの増産投資が活発化していることや、自動車への用途拡大などから炭素製品の需要が増大。「昨年後半から需要が供給を上回る状況」(同社)という。このため生産ラインを本格的に増強し、安定供給体制を整備することにした。