米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6日、消費者金融大手5社の信用格付けを引き下げる方向で見直す、と発表した。対象となるのはアコム、武富士、アイフル、プロミス、三洋信販の5社。
自民党の「貸金業制度等に関する小委員会」が出資法の上限金利(年29・2%)を利息制限法(同15~20%)水準に引き下げることを柱とする制度改正案をまとめたことで、収益力が低下する恐れが強まったと判断した。
S&Pは、経過期間などを設けずに上限金利が引き下げられた場合、5社の営業利益が平均70%程度減少すると分析している。
また、信用リスクが高い顧客への与信が厳しくなるため、貸出残高が大幅に減少する可能性もあるという。