ダイキン工業は6日、家庭用空気清浄機「フラッシュストリーマ 光クリエール」2機種を8月25日に発売すると発表した。
本体から取り外してトイレや玄関などの狭い空間に設置できる脱臭カートリッジ「ニオイとる~ぷ」を世界で初めて搭載した。また、本体機能では、シックハウスの主な原因であるホルムアルデヒドの分解能力を従来比3倍に高めたのが特徴だ。
実売想定価格(脱臭カートリッジ1個付き)は、風量が毎分7立方メートルのタイプで4万1790円、風量8立方メートルで人検知センサー搭載の高機能タイプが5万2290円。年間販売目標は前年度比14%増の40万台で、業界シェア2割の確保を目指す。
同社が2年前に開発した、電子を高速・広域に放出する「ストリーマ放電」技術を新商品にも継承した。複雑な分子構造を持つ有害物質に衝突して分解するとともに、空気中の酸素や窒素にも分解力を与えて有害物質を分解する。
分解できる物質はニオイ成分や花粉・ダニなど28種類のほか、ディーゼルの粉塵(ふんじん)や排ガス、ホルムアルデヒドなど有害ガス成分19種類。今回は、空気清浄機の課題となっているトイレや玄関などの狭い空間での脱臭に取り組み、本体から分離して使える脱臭カートリッジを開発した。
同カートリッジの消臭効果は約2カ月間持続する。2カ月経過後は本体の収納部に装着し、本体からストリーマ放電分子を当てることで消臭機能が再生し、繰り返して使用できる。
同カートリッジの実売想定価格は1575円。同社によると年間販売目標40万台のうち「3分の1の顧客が余分にカートリッジを購入されるのでは」と予想している。