西松建設 大深度トンネル新工法 分岐合流部の工期短縮

西松建設は6日、地下40~50メートルの大深度に2本の道路トンネルの分岐合流部を効率よく建設する新工法の開発に成功したと発表した。2本のトンネルの境界部を削って分岐合流が可能な大空間をつくる工事向けで、新工法はトンネルのセグメント同士を鋼製セグメントで結んで外圧に強い卵型にするのが特徴。従来工法に比べ工期短縮、コスト削減を図れるという。
 西松は、都市部での大深度トンネル分岐合流部のほか、大深度地下空間工事などを対象に、新工法を提案営業する。
 大深度の分岐合流部建設ではさまざまな工法が開発されているが、西松の新工法は、トンネルをシールド工法、大空間部は重機で掘進する山岳工法とそれぞれ実績のある工法を融合した。
 トンネルのセグメントと鋼製セグメントの接合部は鉄筋コンクリート構造にし、現場で施工する方式を採用したため、安全で確実に施工できる。
 西松は4分の1のモデルをつくって接合部の曲げ試験を行い、接合部の構造耐力が十分に確保されていることを確認。新工法を「カップルバード工法」と名付け、積極的な営業展開に乗り出すことにした。

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