東武鉄道は駅構内店舗や駅ショッピングセンター(SC)のテナント賃貸事業を強化する。駅の改良工事にあわせて商業スペースを拡大し、新規出店に対応するほか、テナントの入れ替えを進める。既存テナントにも利用者のニーズにあった業態への変更などを提案する。また、駅SCはフロアの改装までの期間を短縮して新鮮さを保ち、収益アップにつなげる。同社ではこれらの取り組みを通じ、06年度(07年3月期)のテナント賃貸収入を前年度比3%増の69億円に高める計画だ。
鉄道各社は「駅」という絶好の立地を生かした“駅ナカ”ビジネスを模索している。駅構内・ビル同士の競争も激化しており、入居テナントの力が競争力向上や差別化の重要な要素となっている。
東武鉄道は現在、駅SC5カ所と駅構内店舗を合わせて776店のテナントを抱える。今後は商業施設開発と並行してテナント運営面でも取り組みを強化し、駅商業施設の魅力向上を目指す。