ギャラクシーエアラインズ 整備体制遅れで就航延期 大河原社長「年内には絶対」

佐川急便グループの貨物専門航空会社、ギャラクシーエアラインズ(東京都千代田区)は7日、8月22日に予定していた羽田-新北九州線、羽田-那覇線の就航を延期すると発表した。使用する航空機の保守部品調達に手間取るなど、整備体制の確立が遅れ、国土交通省から事業許可を得る時期がずれ込む見通しとなったため。
 同日会見した大河原順一社長は、「就航の時期はいつ事業許可が下りるかで決まるが、年内には絶対就航させたい」と語り、引き続き準備を急ぐ考えを示した。
 同社は貨物航空輸送事業で、仏エアバス社製の中古貨物機1機、新造の貨物専用機1機の計2機を使う計画。延期は、中古機が製造から17年たち、部品確保が難しくなっているのが大きな理由という。また、大河原社長は「人材の配置を間違えたのも反省点」と語り、社内管理体制の不備も理由に挙げた。
 そもそも同社は、当初今年6月の就航を目指して準備を進めてきた。
 しかし、当初は外国人と他社を定年退職した加齢パイロットで構成しようとしていた運航乗務員の確保方針を転換。副操縦士クラスを採用した上で育成することとし、運航開始を8月に延期していた。
 同社はすでに、佐川急便などを通じ営業活動を行っているが、延期による補償は生じないという。ただ、就航が遅れることで、2007年3月期に33億円の売上高を見込んでいた収益計画の見直しを余儀なくされそうだ。
 同社は、2005年5月に佐川急便の全額出資子会社として資本金3億円で設立。同年8月には第三者割り当て増資で資本金を50億円に増やし、日本航空インターナショナルや三井物産などが新たに株主となった。計画では羽田と新北九州、那覇を結ぶ2路線で週6便の運行を予定している。

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