川崎重工 新会社化 KEEに環境事業移す 売上高300億円見込み

川崎重工業は、都市ごみ焼却プラントの設計・建設・販売などの環境事業を切り離して、10月1日付で100%子会社の川重環境エンジニアリング(KEE)に承継する。
 川崎重工が分離する環境事業は、都市ごみ焼却プラントのほか、産業廃棄物処理プラント、資源リサイクル設備、水処理施設の設計・建設・販売などで、売り上げ規模は年間平均350億円。
 また、KEEは川崎重工が建設するプラントや設備の運転・保守・管理などを行っているが、これら事業は9月1日付で分割し、KEEの100%子会社であるKEE環境サービスに承継する。
 このため、KEEの新たな事業範囲は川崎重工から引き継ぐ環境事業となり、事業構造が大きく変わることから10月1日付で社名を「カワサキ環境エンジニアリング」に変更する。新会社は収益重視の効率的な経営を目指し、事業体質やコスト競争力の強化を目指す。売上高は2007年度で約300億円の見込み。
 川崎重工の環境事業のKEEへの継承は、会社分割方式で実施。KEEは普通株式6万9400株を発行し、川崎重工に割り当てる。
 新会社の発行済み株式数は600株から7万株に、資本金は3000万円から35億円にそれぞれ拡大する。また、川崎重工の環境事業にかかわる従業員は新会社に転籍する。

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