飯田産業は10日、同社グループ会社が運営するリゾート温泉施設である江の島アイランドスパ(神奈川県藤沢市)で、8月1日から世界初のオーロラ発生装置を使ったオーロラの“上映”を行うと発表した。
この装置は、オーロラの研究などを手がける大阪市立大学大学院工学研究科の南繁行教授と共同で開発した。発生装置は縦2・2メートル、横2・8メートルで、本物の天空で起きるオーロラのように、カーテン状にゆらめく現実感のある人工オーロラを再現できるという。
オーロラは、太陽のもつ粒子エネルギー(太陽風)で電子が加速され、地球の磁力で北極と南極周辺に集まり大気とぶつかって発光する現象。
これまでも、レーザー光線などを使ったり、真空放電現象を利用した小型で平面的、かつ静的に発光する装置はあった。今回の装置は発生のメカニズムを忠実に再現した本物と同様のオーロラを作り出すことができるという。この装置で発生するオーロラは、色や形まで本物と同じで、地球物理学の観点からも大きな意義があるとしている。
江の島アイランドスパの利用料金は、平日大人が2650円、同小学生が1200円。同社は、8月1日には花火大会も実施。集客に弾みをつける考えだ。