預金金利 引き上げ競争スタート

日銀による14日の「ゼロ金利」政策解除を受け、金利引き上げを決めた大手銀行は18日、定期預金や普通預金の取り扱いを始めた。金利引き上げの動きは地域金融機関にも広がっており、約1500兆円にのぼる個人金融資産の囲い込みを狙った金利引き上げ競争が始まった。
 三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行のメガバンク2行はスーパー定期(預入額300万円未満)、スーパー定期300(同300万円以上)の6カ月物の預金金利をともに0・17%に引き上げた。前週は三井住友が0・1%、三菱東京UFJが0・12%で、両行とも2週連続で引き上げた。一方、りそな銀行は前週の0・02%から0・15%に大幅に引き上げた。
 1年物についても、三井住友、三菱東京UFJとも0・25%(前週0・15%)に引き上げた。三菱東京UFJは1カ月物から10年物の定期預金金利をすべて改定している。
 みずほ銀行は、スーパー定期の5年物で大手他行より0・01%高い0・56%とし19日から適用する。また、新生銀行は18日から平均株価指数が預入時以上となれば、基準金利に0・25%を加算、下回ると逆に0・25%を差し引く定期預金(同300万円以上)の取り扱いを始めた。
 一方、地方銀行最大手の横浜銀行は18日、普通預金金利を年0・1%(現行年0・001%)に引き上げ、19日から適用すると発表した。広島銀行や第二地銀の福島銀行なども引き上げを公表した。

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