五洋建設 シンガポールの繁華街、超高層複合ビル受注 最高単独施工340億円
準大手ゼネコン(総合建設会社)の五洋建設は20日、シンガポール最大の繁華街、オーチャードロードで計画されている地下4階、地上56階建て、高さ218メートルの超高層複合ビルの建設工事を、現地の開発会社、オーチャード・ターン・ディベロップメントから単独受注したと発表した。
このビルは、住居と商業施設からなるもので、再開発事業「オーチャード・ターン・プロジェクト」という名称で計画が進められている。
五洋建設の受注額は4億7800万シンガポールドル(約340億円)で、同社がこれまで単独施工した国内外の建築工事としては過去最大。建設するビルの高さも同社施工としては過去最高となる。月内にも着工し、2009年8月の完工を目指す。
「オーチャード・ターン・プロジェクト」は、商業施設と駐車場で構成する地下4階、地上9階建ての低層棟建設と、駐車場や高級住宅などからなる地上56階建ての超高層棟などて構成する。
五洋建設はこれまでシンガポールで、ポストセンター(受注額204億円)やエネプラネードシアター(253億円)、ビボシティ(同170億円)などの建設を受注しており、建築受注を積極化する考えだ。
同社が施工したビルとしては、金額では東京都江東区に1993年に完工したワールド流通センターの266億円、高さでは04年に建設した広島市のアーバンビューグランドタワーの166メートルがそれぞれ最高だった。