ノバルティス 育て若手バイオ起業家 六本木ヒルズで選抜イベント
製薬業界で世界6位のノバルティス(スイス)の日本法人、ノバルティス ファーマ(東京都港区)は23日、バイオテクノロジー分野で国際的に通用する若手人材の育成を狙った選抜イベント「バイオキャンプ」を東京都港区の六本木ヒルズで開催した。事前選考を通過した大学院生や医薬品メーカーの研究員ら19人が全国から参加し、バイオ分野での新しいビジネスの可能性について2日間かけて議論する。
英語による具体的な起業プランの発表などを通じて24日に優秀者2人を絞り込み、シンガポールで10月6~8日に開催する世界大会に出場。優勝すれば、世界レベルの研究環境を整えたスイスのノバルティス本社での研修プログラムなどが受けられる。
世界大会は昨年9月の台湾での開催に続いて2回目だが、日本国内での予選は今回が初めて。世界大会には、アジア各国や豪州など10カ国以上から約40人が参加する予定。
今回の「バイオキャンプ」には主に20代後半の男性12人、女性7人が参加。なかには、環境バイオ関連のベンチャーを起業したばかりの男性もいた。
メーカー研究職の女性参加者は、「世界的に優れた能力を持つ人たちとのネットワークづくりにも役立てたい」と意気込んでいた。
ノバルティス ファーマの馬場宣行社長は「日本の枠の中にとどまらず、グローバルに活躍できる人材が日本発のイノベーションを起こせるように支援できれば」と話した。