大和ハウス工業が25年ぶりに新工法 柱・耐力壁の強度は1・3倍
大和ハウス工業は、主力製品の鉄骨戸建てプレハブ(工業化)住宅の新工法を25年ぶりに開発し、9月にも新工法を採用した住宅を発売する。
柱や耐力壁の強度を従来の1・3倍に高めることで、広い部屋や大きな窓を取り付けることが可能になり、幅広いユーザーニーズに対応できる。2007年までにすべての鉄骨戸建て住宅を新工法に切り替える計画だ。
新工法の耐震性能を実証するため、兵庫県三木市の防災科学技術研究所内にある世界最大の実大3次元振動破壊実験施設で民間企業として初めて振動実験を実施した。
実験では、新工法を使った「耐震住宅」と、新工法と制震装置を組み合わせた「制震住宅」の2戸を設けて6月22日から8日間、震度6強~7の地震の振動を計85回、繰り返した。
住宅全体や床、柱などの各部位が耐えられるかを調べた結果、阪神・淡路大震災クラスの揺れに対する建物の変形(移動)は、「耐震住宅」の床は13ミリ、「制震住宅」では7ミリしかなかったという。