ファンドの10%をサービスアパートで リプラス

リプラスはこのほど、世界各地でサービスアパートメント(中長期滞在型賃貸住宅)事業を手掛けるフレイザー(本社・シンガポール)と業務提携すると発表した。今後、供給していくサービスアパートメントをリプラスが運用するファンドに組み込み、同物件で10%程度のポートフォリオを構築していく考えだ。06年12月期第1四半期時点で、同社が運用しているファンドのアセットは約1,150億円。

 今回の提携により、安定した配当を担うポートフォリオの上で、景気連動型のアセットクラスを組み込み配当の上ブレを狙いたい考えだ。また、物件の取得基準が独特であるアセットを新規に組み込める体制を構築し、外部成長のスピードに加速をつける。

 フレイザーは、その運営ノウハウを提供するのみならず、既存顧客基盤を核に海外から日本への送客も行う。同社は現在、ロンドン、パリ、ソウルなどで事業展開している。

 第1号案件として、リプラスがJR線大久保駅前で進行中のコンバージョンプロジェクト(新宿区百人町)において、フレイザーのオペレーションを導入する予定。同プロジェクトは、築14年のシティホテルをサービスアパートメント、シェアオフィス、テナントを含む複合施設に再生するもの。地下4階地上22階建て。地下1階をエントランスとカフェラウンジとし、地下1階~地上2階をテナント、地上3階~21階をサービスアパートメントとする。取得額も含め、投資総額は約150億円。