東京工業大学は3日、6月28日に発表された世界ランキングで7位、国内では「地球シミュレータ」(NEC製)を抜いてトップの座に躍り出たスパコン「TSUBAME(ツバメ)」を関係者や報道陣に公開した。
システムはNECが落札したものの、主なハードウエアは米AMDの中央演算処理装置を搭載した米サン・マイクロシステムズのサーバーを並列化したもので、国産メーカーが米国メーカーに屈服した格好だ。
開発を主導した松岡聡教授は「何種類か検討したが、交渉するなかでこの仕様に絞られた」と過程を説明。そのうえで「今後、国内の技術を最大限に生かせば、より強力で高密度なものができる」と、日本の技術を高く評価した。国内では約1100億円をかけてスパコン世界一を奪取する「汎用京速(けいそく)計算機」プロジェクトが進行中だ。