新日本石油とUFJニコス 携帯決済も提携 11月からGSでサービス
UFJニコスと新日本石油は、非接触ICクレジットカード決済で提携した。両社はすでに個人向けクレジットカード「ENEOSカード」で提携しており、決済機能を搭載した携帯電話を専用端末にかざすだけで決済ができる非接触ICカード分野でも手を組む。
新日石系列の全国約700カ所のセルフサービス式ガソリンスタンドでのガソリン料金などの決済を、UFJニコスが展開している携帯電話搭載型非接触ICクレジットカード「スマートプラス」で可能にする。11月からサービスを開始し、順次、全国に拡大する。
現在、非接触型ICクレジットカードはスマートプラスのほかに、NTTドコモと三井住友カードなどが推進する「iD」、JCBなどが推進している「クイック・ペイ」の3方式ある。
スマートプラスは通常のクレジットカードと使い分けることを前提に、小額決済やレジに顧客が列をなす店舗などを中心に加盟店を開拓。6月末の加盟店は3000店、会員数は4万人で、UFJニコスは2009年3月末までに加盟店10万店、会員数200万人を目指している。
ガソリンスタンドでのクレジット決済は、カードをサービスマンに手渡して行う方式が一般的。これに対しスマートプラスは、スマートプラス機能搭載の携帯電話を専用端末にかざすだけで決済でき、無人のセルフ式スタンドでもクレジット決済が可能になる。
スマートプラスはENEOSカードなど提携カードを含む「ニコスカード」の子カードとして契約する。ENEOSカードの会員は186万人に上り、今回の提携はスマートプラスの普及に大きな力になりそうだ。
スマートプラスは、昭和シェル石油系のセルフ式ガソリンスタンドにも導入ずみ。東日本高速道路のサービスエリアやパーキングエリアの飲食店でも利用できる。西日本高速道路のサービスエリアなどでも4月から実証実験を行っている。
UFJニコスでは、ロードサイド型のファミリーレストランなどドライブ需要を見込んだ加盟店を積極的に開拓していく方針だ。