川重、船舶向け横方向推進装置の販売目標を20台増の380台に

川崎重工業は船舶向け横方向推進装置「川崎サイドスラスタ」の06年度の販売目標を前年度比20台増の380台に引き上げる。世界的な新船建造の拡大の波に乗り、液化天然ガス(LNG)船を中心に同装置の搭載拡大が見込めるため。受注ベースでは今年度400台を見込む。

 受注見込み先の地域別内訳は中国150台、韓国110台、日本90台、その他50台。同装置はLNG船を中心に搭載し、離接岸時や停船時の浮遊防止に使う。操舵(そうだ)性を高める装置で、世界でトップクラスのシェア30%強を握る。中国と日本で生産している。

 また、全方向に船を推進させる装置「川崎レックスペラ」についても06年度に50台の受注を予想する。主に海上石油掘削基地へ物資輸送をする作業船向けに受注を伸ばしている。

 今後は主にサイドスラスタをLNG船に、レックスペラをえい航用タグボートに拡販する。

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