米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRK.A)が14日に証券取引委員会(SEC)に提出した株式保有上位銘柄リストによると、同社は4-6月期中に、製薬大手の仏サノフィ・アベンティス(NYSE:SNY)の米国預託証券(ADR)を取得し、プリンターメーカー大手の米レックスマーク・インターナショナル(NYSE:LXK)株を売却したもようであることが明らかになった。
この書類によるとバークシャーは、6月30日時点でサノフィの48万8500ADRを保有していた。1-3月の報告書では、同銘柄を保有しているとの記載はなかった。
ニューヨーク証券取引所でのサノフィのADRは3月31日に比べ約6.7%下落している。14日終値は、前週末比0.25ドル(0.58%)高の43.42ドルだった。
バークシャーは、6月30日時点でのレックスマーク株保有を報告していない。これは、同銘柄の保有を減らしたか売却したことを示している。3月31日時点では250万株を保有していたと報告している。
レックスマークの株価は、市場予想を大幅に下回る決算を発表した昨年10月に下落して以来、なかなか回復できずにいる。この決算発表を受け、同社の株価は1日で29%下落した。14日終値は、前週末比0.02ドル(0.04%)安の53.31ドル。52週高値は65.19ドル、同安値は39.33ドル。
バークシャーの今回の報告書には、衣料販売のギャップ(NYSE:GPS)と製薬・消費財大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)も記載がない。3月31日時点では、キャップ株1000万株、J&J株200万株を保有していたと報告されている。
3月31日時点でJ&J株を保有していたことは、今回まで報告されていなかった。バークシャーのような大手投資会社は、株式保有を公表することで投資戦略に悪影響がある場合、一部の株式保有を公表しないことを認められる場合がよくある。この日の追加資料でバークシャーは、3月31日時点のJ&J株保有の非公表扱いの期限が切れたとしている。