滋賀銀がBCPサポートローン 防災対策に優遇金利で 事業継続を支援
滋賀銀行は21日、地震など災害時の防災対策に必要な資金を優遇金利で融資する「BCPサポートローン」の取り扱いを始めたと発表した。BCP(事業継続計画)の普及を目的にした今回のような融資は、業界でも初めてとみられる。
融資の実施は、BCP策定が条件。BCP未策定の事業者は、同行の全額出資子会社のシンクタンク、しがぎん経済文化センター(滋賀県大津市)が提供する災害リスクコンサルティングサービスを1年以内に受けることが必要となる。
融資額は1億円以内、融資期間は10年以内。BCPまたは災害リスクコンサルティングの診断結果に基づいて、耐震補強工事などの災害対策に必要な資金に対し、通常の金利より0・3%優遇して融資する。
しがぎん経済文化センターは、提携先企業を通じて(1)地震リスク総合診断サービス(提携先=エヌ・ケイ・リスクコンサルティング)(2)危機管理体制診断サービス(東京海上日動リスクコンサルティング)(3)BC(事業継続性)現状分析サービス(富士通)―の3種類の災害診断サービスを提供する。
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【用語解説】BCP
「事業継続計画」を意味するビジネス・コンティニュイティ・プランの略。自然災害やテロなど予期せぬ事態が発生したときでも、ビジネスを継続できるようにする行動計画のこと。新潟県中越地震やインドネシア・スマトラ沖地震など大規模災害の発生を機に大手企業では普及が進んでいる。今年2月に中小企業庁が中小企業への普及浸透が必要として「中小企業BCP策定運用指針」を公開した。