凸版印刷、フルデジタルの自動組み版システムを開発

凸版印刷は次世代コンピューターを使ったフルデジタルの自動組み版システム(CTS)を開発した。このほど5億円を投じ、新CTSによる第1号の生産ラインを社内に設置した。今後も社内の既存のCTSを順次、置き換える。新CTSは組み版作業の自動化率を向上させ、処理速度を高めた。テキストのデータ入出力に汎用フォーマットのXML(拡張可能なマーク付き言語)形式を使った編集も可能。データ交換がしやすく、印刷物からウェブ、DVD、携帯情報端末などへのクロスメディア展開も容易になる。

 新CTSは米アドビシステムズの協力を得て開発した。アドビのデスクトップパブリッシング(DTP、パソコンによる編集データ作成)ソフト「インデザインCS2」を標準プラットフォームに採用。凸版は70年から独自のCTSを運用しており、その組み版演算プログラムなどを応用した。

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