東洋紡は23日、インドネシアの繊維合弁であるユニロン・テキスタイル・インダストリーズ(UTI)の操業を同日付で停止し、全従業員(約1000人)に解雇を通知したと発表した。
インドネシア国内の労務費が著しく上昇した上、原油高に伴うエネルギーコストの上昇で業績好転が見込めなくなったため事業休止を決めた。UTIの年商は05年度約2400万ドル。今後、売却するか清算するか未定のため、東洋紡の業績に与える影響は現時点で算出できないとしている。
合繊業界では東レ、帝人もインドネシアに合成繊維の関連会社を展開しており、UTIと同様、いずれも業績の悪化が足下で顕著になっている。これらの海外繊維事業の立て直しが各社にとって喫緊の課題として浮上してきた。