トープラは自動車のエンジンブロックなど、アルミや亜鉛のダイカスト部材向けの高強度タッピングボルト「HTBボルト」を開発した。ボルトの下穴となる鋳抜き穴にねじ込むと同時に、雌ネジを生成する。従来ボルトで必要だった下穴処理、雌ネジ切削(タップ工程)の前処理2工程が不要になる。現在、サンプルを出荷して実車試験を進めており、08年3月期中にも量産化に着手する予定。
HTBボルトの価格は「従来の同用途ボルトより当初は1―2割程度高くなるが、工程の簡素化などでライン全体でのコストダウンが可能」(峰岸甫社長)とする。
同ボルトは最小引っ張り荷重が80キログラム、降伏荷重が64キログラムと高強度。ボルト締結後の雄ネジと雌ネジ間のすき間が少なくなるため、従来ボルトより締結力が向上する。