三越がICタグの在庫管理システム アパレル商品にも拡大

仕入れや商品戦略高度化
 三越は、婦人靴で採用しているICタグ(電子荷札)を使った在庫管理システムを、9月1日からアパレル商品にも拡大する。全国9店舗で販売している、海外から輸入している高額品のジーンズ19ブランドにICタグを取り付ける。手元の携帯電話型モバイル端末で読み取ると、すべてのサイズに関して在庫を検索・確認できるため、販売の際に売り場や倉庫で在庫を探す必要がなく、スムーズに接客できる。
 パソコン端末に売り上げ・納品・納品消化率などのデータを登録・集計しておくことで、売り上げ動向分析が行える。三越のバイヤーも、全国のジーンズの販売動向や在庫状況が一覧で確認できるため、仕入れや商品戦略の高度化・効率化を実現できる。
 三越ではすでに、婦人靴でICタグを使った在庫管理システムを導入している。アパレルに関しては、銀座店の中で運営しているインポートカジュアルのセレクトショップ「ニューヨークランウェイ」で1月末から2月半ばまで実証実験を行った。
 実験期間中にプレミアムジーンズの販売増を達成しており、今回のジーンズへのICタグ導入は、実験の成果を受けて行う。
 2007年前半には「ニューヨークランウェイ」のほかのアイテムについてもICタグを取り付け在庫管理や接客の向上などに役立てる。

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