ジェーシービー(JCB)は23日、米国でクレジットカードを発行するディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ(イリノイ州)と提携し、加盟店のネットワークを相互開放する契約を結んだと発表した。
ディスカバーはモルガン・スタンレーのカード事業部門で、5000万人を超える会員数と、スーパーがガソリンスタンドなど生活に密着した店舗を含む400万店の加盟店ネットワークを保有している。
提携によってJCBカードの会員は、2007年秋から米国のディスカバー加盟店でカードを利用できるようになる。ディスカバーカードの会員も、08年春から日本に587万店あるJCB加盟店でカード利用が可能になる。
23日に東京・六本木の「グランドハイアット東京」で会見したJCBの信原啓也社長は、「米国では100万店に留まっていた利用店舗が、生活に密着したラインで大きく増える」と提携のメリットを説明した。
ディスカバーのデイビッド・ネルムス会長兼CEO(最高経営責任者)も「日本ではこれまで店舗がなかった。会員増につながる提携だ」と話して、双方にメリットのある提携だと訴えた。
さらに、ディスカバーのATM(現金自動預払機)・デビッドカード事業部門、パルスEFTアソシエーション(テキサス州)も交えて、日本におけるATMネットワークの開放を行う予定。ディスカバーカードとパルスカードのユーザーは、来春から日本国内でJCBが展開するATMで日本円を引き出せるようになる。