ユーロトンネルが経営難で破綻宣告

経営難に陥っていた英仏海峡トンネルの運営会社、ユーロトンネルは総額62億ポンド(約1兆3000億円)の借入金の利払いが行き詰まり、2日、パリの商事裁判所から経営破綻(はたん)の宣告を受けた。ユーロトンネルは半年間の猶予期間を与えられ、トンネルの運営を続けながら管財人の下で経営再建を図る。
 英仏海峡トンネルは1990年に貫通し、海底部の延長は約38キロで、青函トンネルの約23キロよりも長い。94年に営業を開始したものの、巨額の借入金を抱え、金利の支払額が利益を大幅に上回る事態となっていた。96年には銀行の救済で破綻の危機をしのいでいた。
 今後は米連邦破産法11条や日本の民事再生法と同様の法的手続きが適用され、ユーロトンネルは債務整理を進める一方、金融機関に新たな融資を募り、大規模なリストラに乗り出す。同社のジャック・グーノン最高経営責任者はBBCテレビで「半年間で事態を解決できると確信している」と話している。

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