ファルマデザイン(東京都中央区、古谷利夫社長)は8日、産業技術総合研究所(産総研)生命情報科学研究センターたんぱく質機能チームの野口保研究チーム長らと共同で、たんぱく質のディスオーダー領域に対する新しい予測法を開発したと発表した。
たんぱく質にはある特定の立体構造を取らないディスオーダー領域と呼ばれる領域がある。今回、独自の機械学習プログラムを用いて同領域を従来法より数%高い精度で予測できるようにした。X線結晶解析や核磁気共鳴(NMR)などを用いた、たんぱく質の立体構造解析研究の効率化に役立つという。
ディスオーダー領域には近年の研究で、たんぱく質の機能発現に関与する領域が存在することが判明している。同領域と機能との関係を明らかにすることが、たんぱく質研究の主要テーマの一つとなっている。