オリンパス、走査型多光子レーザー顕微鏡を発売-深部も3次元観察

オリンパスは9日、生きた細胞組織の深部まで観察できる走査型多光子レーザー顕微鏡「FV1000―MPE」を10月初旬に発売すると発表した。脳神経分野を中心とした先端研究に取り組む大学、研究機関向けに初年度7セットの販売を計画。価格は7000万円から。

 組織透過性に優れた近赤外光(波長700ナノ―900ナノメートル〈ナノは10億分の1〉)を使用することで、従来の共焦点レーザー顕微鏡では見られなかった生体サンプルの深部(500マイクロメートル―1ミリメートル)まで3次元で観察できる。このためin vivo(生体内)観察や分厚い脳スライス標本の深部観察に適している。

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