三井生命保険は10日、住友生命保険など計5、6社を引受先に1000億円程度の第三者割当増資を実施する方針を固めた。引受額は住友生命が数十億円程度のほか、大和証券グループが200億~300億円で、残りを野村証券グループなどが分担する。三井生命は04年に株式会社化し、現在の資本金は約873億円あるが、2兆~3兆円規模に自己資本を充実させている大手生保と差をつけられており、資本増強で財務体質を強化する。
今回の増資で、三井生命と住友生命は初の資本提携となる。三井生命と住友生命は今年7月、三井住友銀行を加えた3社で生保販売店の運営会社を共同設立するなど関係を深めている。資本提携で関係はさらに強化されるが、「将来的な経営統合を意図したものではない」(三井生命幹部)と説明している。