DJ-BP、プルドーベイ油田西部地区での生産継続をあらためて表明

英BP(NYSE:BP)は12日、米アラスカ州の北極海に面したプルドーベイ油田の西部地区での原油と天然ガス液(NGL)の生産を、日量15万バレルのペースで続け、同地区のパイプラインの整備終了後は同20万バレルまで増やす予定であることをあらためて表明した。

同社の電子メールでの声明によると、3月から続けていたプルドーベイ油田西部パイプラインの超音波による点検が完了した。パイプラインの監視は引き続き24時間体制で実施するとしている。

同油田東部地区で漏れた原油の回収作業は12日も続け、17バレル以上を回収した。現在は、残りの原油に水を注入してツンドラから油層を持ち上げる手法を用いているという。

同社は、同油田西部地区の原油または燃料の供給に混乱が生じることはないとの見通しを示した。同社の精製施設向けに450万バレル強の原油を確保したほか、必要に応じて原油と精製品を確保するという。

同社は6日、パイプラインが腐食し少量の原油が漏れているのが見つかったためプルドーベイ油田での操業を順次停止すると発表し、その作業を始めた。11日には、アラスカ州と米連邦高官に助言を求めた結果、同油田西部地区の操業継続を決めた。また、使用開始以来29年が経過したパイプラインの総点検計画の一環として、総延長22マイルのうち16マイル分を交換するとしている。完了は2007年前半の見通し。

アラスカ州のマコウスキー知事は12日の声明で、「同油田西部地区の生産が、現行の日量12万バレルから8月末までに同19万バレルに増えるとの確約をもらった」と述べた。同知事は、同油田西部地区での生産継続を歓迎したが、それでも同油田東部地区での日量20万バレルの生産の不足が同州に影響を及ぼすとした。

また「州当局は引き続き、財源の支出管理に目を光らせるとともに、公共サービス低下につながるような収入不足を起こさないよう注視する」とした。

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