人気商品、ネットに拡大 日興コーディアル「だんだん畑」

金利上昇型円建て債
 日興コーディアル証券は、現在営業店舗のみで取り扱っている金利上昇型円建て債券「だんだん畑」のネット販売に乗り出す。
 だんだん畑は、償還期限(満期)には元本と金利が確実に支払われる安心度と、毎年金利が上昇することが約束されている投資魅力から5月の商品化以来、毎月完売する人気商品となっているため、販売ルートをネット取引の「イージートレード」に拡大する。
 この円建て債券は、同社が独自に選定した海外企業との特別な発行契約によって、債券の満期までの利率がはっきりとした約束金利で毎年階段状に上昇していく。市場金利が上昇期にある経済環境が前提で、世の中の金利が債券発行時より下降期に入ったときには、発行企業の判断で満期時期を前倒しできる制約が付くものの、その場合でも元本と前倒し満期までの金利は支払われるため投資リスクが小さい。
 5月に約400億円、6月、7月にそれぞれ約200億円の発行枠で販売したが、いずれも募集期限前に完売した。
 日銀のゼロ金利政策の解除を背景に、最近は銀行の「仕組み預金」など市場金利の上昇に連動する金融商品の人気が高まっており、今後の需要拡大をにらみ販路をより個人投資家に身近なネット取引に広げる。
 すでに8月には従来の5年満期物に、10年満期物も加える商品シリーズの拡充も図っており、ネット販売を機に発行枠の拡大も検討する構えだ。 同債券の発行企業は、大手格付け会社による信用度がダブルA(上位から2番目)以上の金融機関に限定されており、たとえば7月発行分の初年度金利は1・45%と、預金や通常債券に比べ大幅に高い金利水準を設定している。

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