不動産増加、建設減少 123銀行の貸出金残高 06年3学期

6割の銀行が不動産業向け貸し出しを増やしたが、建設業向けは8割が減らしている-。
 東京商工リサーチが14日まとめた銀行123行を対象に調査した2006年3月期連結決算ベースの業種別貸出金状況でこんな結果が明らかになった。
 不動産業向けは数少ない成長分野として各行が積極的に融資を拡大したのに対し、公共事業が削減傾向を続ける建設業向けは与信審査が厳しくなり、貸出金残高が減少した格好だ。
 調査によると、不動産業向け貸出金残高は前期比3・9%増の51兆304億9400万円となり、81行(構成比65・8%)で残高を増やした。増加額トップはみずほコーポレート銀行の4483億7200万円増。
 一方、建設業向け貸出金残高は同8・2%減の16兆4028億7800万円で、99行(同80・4%)が残高を減らした。減少額は三井住友銀行の3410億9100万円減を筆頭に、三菱東京UFJ銀行の2664億4000万円減と続いた。
 商工リサーチでは「銀行の貸出金残高は増加に転じてきたものの、貸出状況は一様ではなく業種間格差は拡大している。今後も業種や企業業績などにより、金利などの貸出条件に違いが表れてくるとみられる」と指摘している。

個人向け地震保険の契約件数が増加、損害保険料率算出機構調べ

株式投資ニュース

ルクオイルが黒海沿岸都市ゾングルダクと港湾都市イズミットを結ぶ石油パイプラインを建設へ

Track Back URL: