伊藤園、「茶殻」を建材などに再利用する循環型システム確立

伊藤園は緑茶飲料の生産過程で発生する「茶殻」を建材などに再利用する循環型システムを確立した。茶殻を集成材や樹脂に配合する技術を開発し、用途開拓を進める。緑茶飲料の需要増加とともに発生量も増えている茶殻は、8割以上が肥料として再資源化されている。肥料だけでなくポリフェノールの消臭効果などを生かせる建材や樹脂への活用を進め、リサイクルにつなげていく。

 伊藤園が確立した茶殻の循環型システムは主力商品となる緑茶飲料「お~いお茶」の生産委託先工場で発生した茶殻を回収。これらを木材と配合した「茶配合ボード」、石こうと配合した「茶配合石膏ボード」を建材メーカーなどと共同開発した。また、樹脂メーカーと共同で、プラスチックに茶殻を混ぜた「茶配合樹脂」も開発。

 すでにこれらを活用した畳やベンチ、ボールペンが実用化されており、さらなる用途開拓を進める。

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