三機工業、日系金融機関向けに移転支援事業で上海進出

三機工業は今秋をめどに中国・上海で、日系金融機関向けに株や外国為替取引を行うディーリングルームや支店移転などを支援する「ファシリティシステム事業」に乗り出す。移転調整役の顧客の総務や管財部門に代わり、設計事務所や什器(じゅうき)業者などとの煩雑な調整を一手に引き受け、移転を短期間で完了させる。上海は元の完全変動相場制移行を控え国内金融センターとしての役割が高まっている。日系金融機関が開発地域のオフィスビルに移転や新設を本格化すると見て事業化を急ぐ。

 三機工業は国内のファシリティシステム事業で取引がある設計事務所やビル管理会社、システムベンダー、什器業者などの海外ネットワークを活用し、上海でも国内同様の事業ノウハウを生かせる体制を整えた。

 すでに「複数の日系金融機関から上海支店の開発地域への移転などの引き合いを受けている」(久保田丈夫常務執行役員ファシリティシステム事業部長)という。

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