中部電力は従来品に比べて10―13%低コストでリサイクルもしやすい架空開閉器を開発した。電柱に取り付けて配電線路を開閉する製品で、自動、手動の2タイプがある。自社管内に導入するほか、他電力会社にも採用を促す。
自動タイプは、変圧器と避雷針を外付けから内蔵に改め、配線も単純化。材料費を抑え、設置作業も簡略化して総コストを約10%削減した。
手動タイプは避雷針を内蔵し、電極構造を工夫して放電抑制用ガスの封入を不要にするなど約13%のコストを削減した。
さらに自動、手動の両タイプとも設計を見直すことで部品の着脱や解体を容易にし、筐体には腐食しにくいステンレスを採用。部品をリサイクルしやすい構造にした。
架空開閉器は電柱の建て替え時などの一定区間の通電停止や災害による停電時の停電区間に限定して使う。