中国人民銀行は、貸出および預金基準金利をそれぞれ0・27%引き上げ、19日から実施すると発表した。利上げは4月28日以来で、今年二度目。 中央政府は、不動産投資や地方の工場投資などに歯止めがかからず、バブル再燃の懸念が高まる中で、一連の引き締め策を実施してきたが、追加対策が必要と判断した。
中国国家統計局が発表した7月の「不動産景気指数」は前年同月比1・54%の上昇と7カ月連続の上昇となった。一-七月の住宅開発投資は29・2%、不動産開発面積も31・8%それぞれ大幅に増加している。 中央政府は、当初は5月以降の不動産投機への抑制策や不動産融資の抑制、利上げ効果が7月以降は出始めると見ていたが、この数字を見る限りは効果が十分ではないと判断し、利上げに踏み切った格好だ。