エネサーブ、オンサイト発電から撤退

エネサーブは18日、オンサイト発電事業から撤退すると発表した。燃料油であるA重油の高騰で採算が大幅に悪化しており、「断腸の思いだが、継続困難と判断した」(深尾勲社長)。事業撤退で1576億1600万円の特別損失を見込むが、商品スワップ(交換)取引益1825億3100万円と商品キャップ取引益138億8200万円の大半を解約して特別利益1850億円を計上。通期の最終利益は1億1800万円を見込んでいる。

 1984年に開始した同事業は、エネルギーコスト削減を売り物に今年3月末で約900社・約7800台の発電機を設置し、発電容量は約150万キロワットに達していた。
 事業撤退で2007年3月期の業績も下方修正し、経常損益は5億6300万円の黒字から217億500万円の赤字に転落する見通しだ。